無知ゆえの幸せ
中学まで自分はそこそこ幸せで、楽しいと思える人生を送っていた。
それは無知ゆえのものだった。
色々なことが繋がるようになった。
その瞬間に不幸になった。
辛い経験は人を強くするとよく言うが、私はそうは思わない。
人は皆弱い。ただの生き物にすぎないから。
自己防衛のために虚栄を張り、自分は強いと言い聞かせている。とうとうダメになった時、自分は毎回毎回蝕まれていただけだと言うことに気づく。
簡単に、無駄じゃないとか言うな。
また辛いことがあったときに耐性がついているだけのこと。
泣いて泣いて泣き枯れて、涙が出なくなったとき人は悪いことを覚える、または考えるのだろう。
悪を責めるのは本当に正義なのか。
こんなことを考えても何の役にも立たないことに少しの苛立ちを憶える。
今日は少し嫌だな